展開デッキ☆SPYちゃん(タイトルと内容は関係していません。)

新年明けましておめでとうございます(これを書いているのは2月始まったころ)、慶です。


さて今回は去年の年末にトポロジックガンブラードラゴンと言う犯罪者カードを使い店舗代表の権利をとった訳ですが今回記事にするのは前回も書きましたいわゆる「キュリオスグリフォンルート」になります。
ルート解説は前回の記事にしておりますのでそちらを。







さて今回は今遊戯王界隈にその名をとどろかせ、いつぞやの獣やEMを彷彿とさせるカード「ドラグーンオブレッドアイズ」(以外ドブと省略します。)に対してSPYRALがどのように立ち回っていくか。また環境にいるオルターガイストやオルフェゴールに対しての立ち回りについても触れていきたいと思います。







対○○ドブの立ち回り
・先攻を取った場合はキュリオスグリフォンルートで確実に蓋をしに行けるようにしましょう。捲り性能はさほど高くないですがドブという存在がSPYRALにとって重すぎるのでワイヤーボルテックスで確実に処理しましょう。昨今のドブは2妨害くらいなら余裕で貫通してくるので構えるなら3妨害以上を目指しましょう。
後攻の場合は如何にしてヴァレルソードボルテックスを出せるか、ということのみを考えた方が「展開して殴る」ということを考えるより遥かに楽です。ただし、サイチェン後の場合は二ビルの存在を常に考え、ヴァレルソードボルテックスのみだと夢幻泡影で打点が足りなくなる。と言ったことが起きるので理想形はヴァレルソードボルテックス+α+墓地に救出があるのが良いです。
リリーサーを素材としたクラウソラスの影霊衣、いわゆるリリクラはデッキの性質上突破できませんが、後述するあるカードで突破できる可能性があります。







対オルターガイスト
・オルターガイスト自体が罠ビートのカテゴリのため先攻はボルテックスマルチワイヤーは必須条件になります。ですがメリュシークによって突破されやすく、PPで収録されているプークエリによりゴリゴリの手数を確保したデッキなのでこれまたキュリオスグリフォンを目指しましょう。
後攻をとった場合、まずはオルターガイストカードをとにかく破壊していきましょう。妨害にマリオネッターやマルチフェイカーが絡んでしまうと手が付けられないことになってしまうので相手の伏せカードを触りに行けるダンディを使うタイミングが勝敗を分けると言っても過言ではありません。魔法使い族の里はソウルズやグレースが魔法使い族なためあまり痛くはないですが魔封じの芳香はリゾートや初動を打てなくなるため確実に破壊したいです。







対オルフェゴール
・先攻を取った場合は(以下略)後攻はクリマクスマスカレを突破する必要性があり、かなり厳しい展開を強いられます。ですが、DDクロウが刺さりやすいことやボマードラゴンの起動を叢雲でやらせてしまえばあとは気をつけて殴り返していくだけなのでとにかく手数を用意することにしてください。通常召喚に誘発打たれるのが何より嫌なのでソウルズや141を使いとにかく通常召喚をしない立ち回りを心がけていれば元々極端に不利な対面では無いので対処出来るはずです。







おまけ編
対閃刀姫
・もともとがかなり有利対面なのでリソースを吐き切る事よりもボルテックスやジーニアスといったパワーカードを小出しで攻めていきましょう。ワンキルルートはありますが最低限の妨害を敷いていれば即負けに繋がることはほとんどないので増殖するGやルートに入れない時は無理に展開しない方が帰って強かったりします。
また、トロイメアグリフォンがとにかく刺さっているので、ダンディ+ドローンのようなハンドの時はグリフォン単騎でも十分強いです。






対サンダードラゴン
・頑張ってダンディ引きましょう。じゃないと展開できなくて負けます()







さて今回のほんへはここからです。お待たせ致しました。今期SPYRALは目立った苦手テーマはなく、環境のデッキと満遍なく相手できる点においてかなり優秀ですが、逆をいえばお相手もまた同じ。従来のキュリオスグリフォンの強みであった魔封じの芳香もメイン羽根帚等の後ろに触るカードの現象によりリンクモンスターで突破されやすくなってしまい妨害としてあまり価値が無くなってしまいました(とは言っても強いのは本当です)。モンスター2体で出てくるドブなんかはもしかしたらワンキルされかねません。そこで見つけてしまったカードがこちらになります。








f:id:Kei_yp:20200212131223p:plain









「サモンリミッター」です。このカードは永続罠で各ターン合計2回迄しか召喚、特殊召喚、反転召喚ができない。とシンプルな効果なのですが現環境にぶっささりです。1月、2月とこのカードを使って公認大会や店舗代表戦に挑みましたが優勝までは無いですが惜しいところまでは何度も行き、サモンリミッターが刺さらなかった盤面は何ひとつとしてありませんでした。なぜサモンリミッターが機能していたか考えてみると




① サイチェン後を除きメイン構築で後ろのカードを触るカードがリンクモンスターであること。




② メインに入っている後ろに触るカードが2回しか召喚特殊召喚できない制約により出せなくなっている。出せたとしても他の妨害札により機能しなくなる。





という2点が原因だと考えました。このカードの最大の強みはもちろん妨害ですが、自身にも制約があり仮に返された場合SPYRALというデッキの性質上2回で盤面をひっくり返すことは不可能です。
ですがこのカードは永続罠として場にあるので「マジシャンズ・ソウルズ」の効果の対象になります。
自身は制約を受けず相手に一方的に制限を押し付けることが出来るため防御においてかなりの強さです。
展開ルートも従来のキュリオスグリフォンルートの魔封じの芳香をサモンリミッターに変えるだけなので枠を増やす必要性がなく初手に居たとしてもGを打たれた場合に無理に展開する必要性が無くなるため相性は最高です。ダンディがグッドスタッフのようなビートデッキにも入るカードとして重宝されているのでサモンリミッター+ダンディと言った盤面でも一定のデッキを除けば打点で越えられることがまず無いので今までは相手の展開に気をつけながらやっていた事が心の余裕を持ちながら相手だけ精神的に追い詰められるという番外戦術をも搭載している最強カードです。







サモンリミッターと同様に強いと感じたカードに「SPYRALータフネス」があります。
効果は対象カードを破壊する、と言ったもので召喚権を使う必要はありますがリリーサークラウソラスを突破することが出来、またルール効果でダンディになっているためジーニアスの蘇生効果を使うことが出来るようになるなどダンディとの差別化もはかりながら展開札になる点がかなり優秀なため自分は採用しています。使っていて邪魔くさく感じることよりもメリットの方が勝っていたり「ダンディではなくタフネスがほしい」盤面が何度もあり今回紹介しました。ダンディとタフネスを採用しているので「増援」を採用したいところではありますがダンディ自体が展開途中or初動としての役割、タフネスは初動としては来て欲しくないという事があるので採用はしていません。







今回は「サモンリミッター」と「SPYRALータフネス」の2枚のカードの紹介と環境デッキに対する立ち回りについて簡単にまとめてみました。
質問ご要望がありましたらDMなりリプライを飛ばしていただければお答え致します。







次回はいよいよYCSJ名古屋についての記事を書いていこうと思います。北の大地からしゃちほこの大地に戦いを挑みます。YCSJだけではなくとあるイベントにも参加予定ですのでそちらの感想なんかも書いていこうと思います。今回はこの辺で。皆さん今年も良き1年を(今更)